食事の前に「いただきます。」
あなたは、必ず言いますか?
言う!と思った方は、なぜ?その言葉を言うのですか?
だって、子供の時から言ってるし。ごはんをいただきます。ってことじゃない?
私は、ずっとそう思っていたし、この歳まで「なぜ言うのか?」なんて疑問に思ったこともなかったです。一種、習慣のようなもの。
でも、そうでは無いのです。
「食べることは生命をいただくこと」 師匠に出会って初めて知りました。
「いただきます。」ってとても重い言葉なんだなぁと。
3月24日の静岡新聞(哲学者:内山節氏)が、「しずおか食養訓」という特集でこんなことを話してくれています。
「日本には『食べる』とは生命をいただくことという考え方がある。
厳粛な気持ちを持って、いただきますと静かに食べる。そういうものだったはずなのに、いつのまにか『食べること』が『栄養素を摂ること』になった。
食べ物が栄養素を提供する商品になり、商品になるから効用というものが付け加わる。
安いとか簡単に食べられるとかいった要素が入り込み、生命をいただくという元の部分がすっぽり消えた。
絶えずいろいろな生命をもらいながら生きているというところに、もう一度戻っていかないといけない気がします。」
「食育」がテーマになっている時代。とても興味深い記事でした。
実は、昨日食事中、上の娘がふざけてばっかりでなかなか食事を取らないので、この「いただきます。」の話をしました。
なんで食べるのか。どうして自分は生きることができるのか。そんな話からしました。
その後、娘は大泣き・・・。わかってくれたようです。
でも、なかなか泣き止まないので・・・よくよく話を聞くと、「今日の給食・・・すこしのこしちゃったの・・・・。」とのこと。
ああ、この子は本当に理解してくれたんだ。と嬉しく思いました。
しかし、子供は満腹中枢がしっかりしているから、無理して食べてはいけません。
「いただきます。」と言う意味がしっかり分かってくれたらいいのです。
私も、食事の時、このことをいつも忘れず感謝して食べようと思いました。
あなたも少し心掛けてみてください。いつもの食事がより大切で貴重なものだと言うことを少しでも感じて頂けたら。
そうそう、話は変わりますが・・・先日の「たけのこご飯」写真公開!
えー写りは、イマイチですが、味はサイコーーーー!!
家族全員、黙らせた!を通り越し・・・唸らせましたよ!!ごちそうさまでした!!
からだ工房ここの
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